芝刈り機はアメリカの一大産業!自動芝刈ロボットはヒット作?

投稿日:2018年10月21日 更新日:




アメリカの芝刈り機産業を、ルンバのようなAI搭載の自動芝刈り機ロボットが大きく変えるのだろうか。

時間の問題だろう、あの人の手による膨大な工数を、人工知能が取って代わって軽減するのは。

キミはバックヤードに自動芝刈り機ロボットを置いておく。
それは太陽光を電気に自動で換えて、芝生が伸びたことを自動感知したら勝手に芝刈りを始める。

あらかじめ裏庭の範囲を設定してあるから、その範囲内の芝刈りをキミが知らぬうちに完結してしまう。

たまに刃を磨く作業と、ロボットに異常がないかのメンテナンスをすればキミの芝刈りに関わる工数は終わりだ。

こんな画期的な自動芝刈り機ロボットがアメリカを席巻するのも数年後の話。
とはいえ、自動芝刈り機ロボットに対しての反発はあるだろうな。

なにしろ、アメリカでは芝刈りは一大産業だから。
芝刈り機自体の種類の豊富さ、そして芝刈り専門業者。

家庭の庭だけではなく、高速道路沿いを巨大芝刈り機で整備するプロの方々。
ウォールマートに行こうものなら、夏場のアメリカの芝刈り機販売コーナーは充実している。

そこに多くの雇用と経済循環があるから、自動芝刈り機ロボットは一部の失業を生む。

いや、やはり時間の問題だ。

アメリカの若者は、庭の芝刈りを嫌うから、

手動の芝刈り機はいつかは廃れる文化。

未だにガソリンを使う芝刈り機だし、

青々と整備された芝生に美学が宿るというのは、なかなか変わらないアメリカの文化。

僕は確信している。

アップル社のi-phoneのような世界的なヒット作になるのは、

自動芝刈り機ロボット。

芝刈りにかかる工数をいったん放棄したとき、

自動芝刈り機ロボットは大化けする。

アメリカの芝刈り機

 

ジャパン : 芝刈り機用のガソリンを家に持ち帰るのは NG

アメリカ  :          〃   持ち帰っても  OK

この違いに初めは随分と戸惑ったものだ。


いいえ、僕は今でも迷っている、
ガソリンスタンドで専用のプラスティックタンクにガソリンを入れて、
それを自分の車で持ちかえる時に、本当にガソリンに引火しないか。

上手く家のガレージに保管できたとして、
ガレージ内が高温になったら燃えちゃわないか。

アメリカの庭で芝刈り機を使うこと、
日本人にとってはそこに未知の世界が広がっている。

上に挙げたガソリンを持ち帰る/らないを考え進めれば、
ざっくりと、日本の方が人も物も安全そうだから。

アメリカのぶきっちょな人たちでも、
ガソリンがこぼれて大引火という社会ニュースが
僕の耳に届かないことを考えれば、
まぁ、なんとかやっていけるのだろうとは感じる。

小心者の僕としては、ガソリンスタンドでコンテイナーに
普通にセルフ給油していると、後ろめたい何かが背中を走る。

ガソリンは灯油より引火しやすいが
基本的には同じ油と分かっているけど、ホント?

そうしてアメリカの僕の家では、ガレージに普通にガソリンが
コンテイナーに入って常時保管されている。

日常のことだ。
ガソリン専用のプラスティックタンクも
ホームセンターで当たり前に販売されているし。

最初はとっつき難い芝刈り機、エンジンオイルを入れて、
ガソリンを入れて、スターターを引っ張ってエンジンをかける。

そう聞くだけで全く新しい機械の操作を初めて覚えるような面倒と感じた。

それが何度もやっていけば、自分の手中で思うように操れる芝刈り機、
あんなのは男の庭のオモチャだ!とさえ感じるようになる。

まるでアメリカの芝刈り機で最初にイメージしていた、
「俺、アメリカ人みたいに芝刈り機を使いこなしてみせる!」
というハードルを越えた気がしたんだ。

テクニカルなことだけど、プラスティックタンクにガソリンを入れる時に
じょうご Funnel があるとすっきり入る。

時々、エンジンオイルを入れる口は芝刈り機の種類にもよるけど、
とても小さな入口なので普通に入れようとするとポタポタするのだから、
じょうごは2つあるとベターかな。


芝刈りは単に芝刈りするだけじゃない、ということか。

道具モノ、そして、大変な労力。

アメリカンドリームの象徴・美しい芝生を手に入れるためには、
本気で取り掛からないといけないって知った一幕だった。

 

 芝刈り機アメリカ

 

「アメリカの芝刈り機はスポーツなんだ」と気付いた時から、
私の心はすっかり軽くなり、空を飛ぶ心地になった。

面倒だなぁ、どんなに長くともまた2週間後には、
我が家の庭に手押し芝刈り機を走らせるあの作業をしないといけないのね。
あれって1時間以上はかかる結構な重労働なのに。


春から秋の芝刈りシーズンがキライでキライで、
いっそ人工芝でも植え付けてやろうかと、 グングン伸びる青い植物を何処か憎んでいた。


でも不思議と近所のアメリカ人たちは楽しそうに夕方に芝刈り機を動かしている。
なんだか定期的な運動のように、近所の人たちとの社交の場のように。

そんなことを考えていたら、私はハッと閃いた。

芝刈りは面倒な作業ではなく、伸びるのを待ちわびてから取り掛かるレジャースポーツのひとつ、夏の楽しみなのだ!

毎日でも小まめに刈りたいのをグっと堪えて、ようやく背の伸ばした芝生で一遊び。
アメリカを代表するメジャースポーツなのね、芝刈りは。

重機を使った機械遊び、刈った後のあの特有の芝の香り。
分かる、分かる(分からないけど・・・)。

真夏なら陽が落ちた8時ぐらいに、
ハーフパンツで汗かきながら芝刈り機の音をさせて芝刈りを楽しむアメリカの隣人たち。

こんな歪んだ心理も、あながちアメリカ人の心底にはちらりとほろりと潜んでいるのではないか。

ホームデポとかに行ってみれば並んでいる数多くの芝刈り機、
中でもRiding Mowerが一番優れていて高くて、
次のPushing Mowerはピンキリで、できることも値段も分かれる。

メカ好きの男の子たちにはたまらないのでしょう。

まぁ、銃とかに目をキラキラさせているアメリカ人よりも芝刈り機の性能にこだわる人の方がずっと平和だけどね。

そうしてアメリカでは芝刈り機ですらEnjoyする心がないと、一戸建てには住むのは辛い。


プロの芝刈り屋さんにアウトソースするか、
近所の子供に$20ぐらいあげてバイトしてもらえばいいけど、
そっちもそれで何だかなぁって感じだし。

はぁ、広いアメリカの家に住む夢、
そこにオマケでついてきた重い労働ね、芝刈りってやつ。

芝刈り機に向き合うことなくして、アメリカの田舎暮らしは語れず。

 

芝刈り機アメリカ

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