3月3日生まれの男性の気持ち、あなたには分からないでしょう?

投稿日:2015年2月21日 更新日:




3月3日生まれの男の気持ちなんて、あなたには分からないでしょう。

1年に1回しかない誕生日を、妹たちの雛まつりと一緒にお祝いされ、主役になることができる貴重な場面を奪われたことの寂しさ。友達からの誕生日祝いが雛あられだったこと。ハッピーバースデーの歌ではなく、「あかりをつけましょ、ぼんぼりに・・・」と歌われたこと。

子供心にも傷ついていたあの特別な1日。キライでキライで、自分の誕生日が近づくのを喜んでいなかった少年。
今の僕がひねくれた大人になってしまったのも、長年続いたあの1日のせいなんだよ、と言いたくなるぐらい。

3月3日生まれの僕にとって、雛まつりとはそんな思い出ばかりだった。

変化が訪れたのは、社会人になって数年が経ち、いくらか心に余裕が出てきた頃のこと。
僕の誕生日だけは会社の同僚や関係者の人たち誰もが覚えてくれる。

 

長年一緒に学校に通った人たちではないから、僕のことを断片的にしか知らないはずなのに、

何故だか誕生日になるとみんなから声をかけてもらえる。

やっぱりプレゼントには雛あられを貰うことが続いていたけど。

別に物なんかいらない、誕生日という僕だけの記念日を、多くの人たちが覚えてくれていて、

その日に僕のことを思い出してくれる。それだけで僕は幸せを感じるんだ。

「○○さん、ひな祭りオメデトウ」
またこの言葉をかけられる。

「お誕生日おめでとう」ではない。

 

昔はこれがイジメにしか思えなかったけど、今では相手の照れ隠しの奥にある僕へのお祝いの気持ちを感じることができて、ハッピーになる。

ひな祭り生まれだということが、両親からの特別なお祝いに思えるんだ。

人生最初の数字、「3・3」がこんなに意味を持つものだったと分かって、過去の恨み辛みを忘れ、今は両親に感謝をしたいぐらいなんだ。

ほら、3月3日生まれの男の本当の気持ちなんて、あなたには分からないでしょう。

 

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