奈良の大仏 大きさ








奈良の大仏の大きさに、あなたは直感的に何を思うのでしょう?

東大寺を訪れる大人は割と冷静で、あまり感動や驚きの言葉を出さない。

でも、あの奈良の大仏の大きさを目の前にした時は、どんな人だって大きさにびっくりして、

驚嘆の言葉をあげたいはずなのに、大仏への畏敬の念があるから声を出すのを遠慮しているのかな。


奈良の大仏は身長15m、体重250トンもあるよ、一体東京ドーム何個分?山手線何周分?

奈良の大仏を造った聖武天皇は、この高さに絶対の自信を持っていたはず。

誰もが声をあげて驚き、魂を飛ばしてしまい、奈良の大仏の大きさ、ありがたさにひれ伏すはず。

そこには身分も職業も文化も、時代ですら関係がなく、人なら誰もに共通する仕掛け。


奈良の大仏の大きさ


千三百年の時の流れの前には、そのコンセプトも風化するのか?と思いきや、

私はとある場面で、奈良の大仏の大きさが、現代人の心にも強いインパクトを与えるのを見た。


奈良の大仏を訪れる修学旅行生たち。

奈良駅からの道や奈良公園で見かける彼ら彼女らは、いっつも楽しそうに騒いでいて、

一番の興味は神鹿と鹿せんべいだから、動物園気分で奈良に来ているんだ、と軽く思っていた。


ところが、東大寺の本堂間際まで来て、あの奈良寺の大仏の大きさを

自分の目で確認した瞬間は、みんなが一様にその大きさに口を開けて驚いている。

あぁ、その反応が奈良の大仏の大きさを、物語っているよ!


奈良の大仏の大きさ


きっと千三百年前の大仏開眼式の時も、それから永らく続いてきた東大寺を訪れる人々の反応も、

この修学旅行生と変わらないものだったのでしょう。

つまりは人間の本性が修学旅行生たちの素直な表情に出ているのだと私は決めつけた。


なんて大きな大仏なのだ!

仏教のこと、仏像のルールは分からずとも、万人に伝わるものがあるから、

奈良の大仏は大きさで勝負しているんだ。

時代を超えて、年代・性別・嗜好さらには国籍だってお構いなしに、

奈良の大仏の大きさは、人間なら誰にでも、そのありがたさを伝えられる。


私はあなたが奈良の大仏を見た時、どんな反応をするか想像する。

新しい反応?いいえ、直感は誰も裏切らないよ。